テレビボードはテレビの下…テレビの上に上げていまおう! TVの上の空間を有効活用       とっても簡単!カラー棚板を使ったすっきり横型AVラックのDIY

DIY

2021年の春に新しく購入したテレビを壁掛け金具を使って取付けしました
下の記事で紹介させていただいてます
65インチのテレビの壁掛けDIY
の記事が完成し、ほっとしていたのも束の間、

ブルーレイレコーダーやゲーム機の置き場所に困りました

今まで使っていた42インチのテレビの横に自作したタテ型のAVラックを置いて、それらの機器を置いていたのですが、
テレビのサイズが大きくなったのでAVラックの置く場所はなくなりました

以前のTV(左)とタテ型AVラック(右)
以前使っていたテレビとタテ型AVラック


ブルーレイレコーダーなどの機器類を
収納するスペースが欲しいと思案した結果、

テレビの上のスペースを使うことにしました

テレビ(壁掛け)
テレビの上~梁の下のスペースを使います

この記事は以下のような人におすすめ

この記事は以下のような人におすすめ

  • 収納場所は部屋の上部に上げたい
  • ヨコ型のAVラックを作ってみたい
  • 初心者にもできるDIYがいい

横型AVラックをDIY=まずは材料を買いに行きます=

早速、落書きに近い図面を描いて
ホームセンターに材料を買いに行きました

壁に直接取り付ける「背板」はパイン集成材のt15mm厚

側面と仕切りに使う「側板」と「仕切り板」は、

パイン集成材のt18mm厚にしました

パイン材の価格 t15:3480円 t18:4380円

パイン集成材は柔らかく見た目も好きなので
DIYにぴったりだと思っています

メルクパイン材の特徴
メルクパイン集成材の特徴

ホームセンターにこんな説明が貼られていました

DIYには向いてそうな感じがしますね

カラー棚板 木目調
カラー棚板 t16mm厚 1800×300

上面の「天板」と下の面の「底板」はカラー棚板を使用します

カラー棚板はあらかじめ表面にシートが貼られているものです

中身はMDF材という木の繊維を接着剤で固めたものが入っており、
切ったり穴をあけたり加工は簡単ですが

水や湿気には弱いそうです

又釘やビスも効きにくいので、
強度の必要とされるDIYには不向きです

今回は重量物を収納するラックではないので使うことにしました

白色と黒色がよく見かけるのですが、
今回薄い色の木目調のものが売っていたのでコレに決めました

表面にシートが貼られていてツルっとしているので、拭き掃除も簡単に行えます

“拭き掃除が容易”

コレがカラー棚板を使おうと思った一番のポイントです

家でノコギリで切るとなるとまっすぐ切る自身がないので
ホームセンターでパイン材とカラー棚板をカットしてもらいます

ホームセンターでは木材のカットをしてくれるサービスがある店舗が結構ありますので、
予め店舗のホームページをチェックして行くことをおすすめします

(ワンカット10円~50円くらいだと思います)

木材の他にも鋼材なんかもカットできるところもあるようですよ

カットされた木材
カットしてもらった木材

他に、ニス、木を繋ぐ金具とコースレッド等のビス類も買いました

木工用ビス
コーススレッドと木ネジ

ビスは色んなの売っているのですが

ビスを打った時に『木が割れにくい』と書かかれたタイプの
コーススレッドを選びました

加工していきます

木材は既にカットしてもらっているので、

まず初めに「側板」と「仕切り板」の角を軽くヤスリがけを行います

ささくれが出てたりするとケガをする恐れがあるからです

次に機器類を収納するので、LANケーブルや電源ケーブルを通す穴をあけます

穴は鉄工用のホルソーを使いました

ホルソーと言うのは大きい径の丸穴をあけるドリル刃です

ホルソー
ホルソー

「側板」の内側と「仕切り板の」両側にあとで棚を取り付けることができるように、「棚ダボ」用の穴をあけます

左が棚板を乗せる「棚ダボ」                右が木の接合に使われる「木工ダボ」
左が棚板を乗せる「棚ダボ
右が木の接合に使われる「木工ダボ」

「棚ダボ」サイズに合った穴をあけます(Φ5x7mm)

棚ダボ用も含めてダボはドリルで穴をあける際、貫通してしまってはだめなので、必要な深さでドリルをストップさせなければいけません

そのためダボ用の穴はダボ専用の錐先(ドリル刃)を使用することで作業を効率よく進めることができます

色んなサイズの木工ダボ専用の木工錐というのが売っているのですが、

木工ダボ専用の木工錐

私の近所のホームセンターにはΦ5mmの錐が売っていないので、
普通の木工用の錐にボールパンの筒を適当なサイズに切って、錐を通し、

筒をストッパー代わりにして、

「自家製 棚ダボ錐先」をDIYしています

自家製 棚ダボ錐先
ボールペンの筒でつくりました

問題なく使えているのでいいのですが、やたらと文房具の再利用してます

手作りの「自家製 棚ダボ錐先」の動画もありますので

↑よかったら御覧ください

ホームセンターには下の写真のような

ドリルストッパー サイズごとに買う必要がある
ドリルストッパー サイズごとに買う必要がある

ドリルストッパーというものが売っていて、
便利そうだなと思うのですが、
頻繁に使わないような気がするし、
買うのがもったいない気がしてためらってしまいます

要するに「棚ダボ」の深さに合った穴をあければいいです

今回使用の「棚ダボは」5×7というサイズなので
Φ5mmで深さ7mmの穴をあければピッタリです

棚ダボで「側板」を取り付けることにすれば
「棚板」の位置を好みに合わせて調整できます

ニス塗り

板の加工が終わったら表面の保護のためにニスを塗ります

ニス塗り 乾かし中
ニス塗り 乾かし中

透明のニスを選んだので塗ったのか塗ってないのかわかりづらいですね

ニスを乾かしている間に

「背板」にアンカーを取り付ける為の穴を木工用のキリで穴をあけます

ドリル刃の種類
ドリル刃の種類

重たい物を収納する予定はないのですが、
中心よりに4か所M8サイズのAYプラグ、
外より4か所にM6サイズのAYプラグを使用するので、
各ボルト径が余裕でスッポリ入るくらいの大きめの穴(Φ12)を計8か所の穴です

初めから大きめのアンカー穴をあけておこうと思っていたので、
AYプラグの購入時に大きめの角座金を買っていました

左がM8大径座金  右がM6角座金
左がM8大径座金  右がM6角座金

ドリルする所のマーキング

「背板」を壁に押し付けて穴位置に鉛筆でマーキングします

「背板」を一旦床に下ろして、
マーキングした印に軽く十字を書きます

そうすることでドリルで穴をあける時のズレ防止の目安になるのでおすすめです

マーキングをしたら、新しいテレビにホコリがつかないように養生します

下の【養生の写真】はアンカーを打った後、
確認のため、「背板」を仮で取り付けた写真です

「背板」を仮で取り付けた写真
養生しましょう

養生に使ったシートは70Lのゴミ袋をカッターで切り開いただけです

次にドリリング時に粉塵がそこら中に飛び散らないように
ナイロン袋を壁に養生テープで貼り付け受け皿にします

ナイロン袋で粉塵受けをつくる
ナイロン袋で粉塵受けをつくる


ドリリング

それでは壁にアンカー穴をあけます

ドリリング中
ドリリング中

鉄筋に当たらなかったのでラッキーです

もし鉄筋に当たったらドリルが入って行かないのですぐわかります

鉄筋に当たった場合はすぐに作業を止め違う場所に穴をズラしてやり直してください

鉄筋は建物の強度に影響しますので、
無理に鉄筋まで穴をあけてはいけません

途中であけるのをやめた穴付近はコンクリートの強度が弱く、
新たに設けたアンカーの強度がキッチリと出ないので、
新たにあける穴と失敗した穴との間隔は、
最低アンカーの長さ以上はズラす必要があります

ドリリングが終わったら穴の中の粉塵をきれいに掃除をします

穴の中に粉塵が残っている状態でアンカーを打ち込むと本来の強度が出ないので、
掃除は確実に行ってください

アンカー用の穴の掃除の動画を貼っておきますので参考にしてみてください

テレビの壁掛け金具を取り付けた時と同じく、
掃除機のノズルの先に蛍光ペンの筒をサランラップで巻き付けて粉塵を吸い取りました

続いてAYプラグを打ち込みます

AYプラグの打ち方の動画もありますので参考にしてみてください

アンカーの壁打ちが終わったら本体の組み立てです

本体の組み立てをします

本体の組み立てをしていきます

ビス打ち
ビス打ち

ニスも乾いていたので「背板」に「側板」と「仕切り板」を立ててビスで固定していきます

組み立て中
組み立て中

前にも書きましたが、
今回主に使用しているのは太さ3.2X長さ40mmのコーススレッドです

先端カット付となっているので木が割れにくい形状になっている商品だと思います

グラグラ防止になるかと思い「仕切り板」に「三方面の補強金具」をつけました

その金具にはネジ頭が白い3mmくらいの長さ16mmの木ネジを買いました

上は三方面金具  下は二方面金具
上は三方面金具  下は二方面金具

インパクトドライバーを使ったので、意外と早く、それなりにキレイに組み上がりました

簡単にできた!
簡単にできた!

カラー棚板もパイン材、どちらも柔らかいので、
インパクトドライバーが、なくてもドライバーで十分なのですが、
やはりインパクトドライバーや電動ドライバーがあるとスピードが違います

それに楽です

サイドに粘着シート

「側板」には薄い色の粘着シートを貼りました
ホームセンターには20種類くらいの粘着シートが売ってました

側板にシートを貼る
側板にシートを貼る

幅45mmくらいで10cmあたり100円しなかったと思います

裏に粘着シートが付いているので剥離紙をはがして貼って

はみ出たところをはさみで切って、最後にカッターナイフで仕上げます

アクリル製の扉を付ける予定なのですが、
居間を占領しぱなっしなので
(夕ご飯の用意や洗濯物の取り込みに邪魔なので)

組み上がったラックを壁に取り付けます

壁に取り付きました

取付けた
取付けた

TV用HDDや無線LANなんかも適当に放りこみました

だいたい完成
だいたい完成

「側板」に貼ったシートとカラー棚板 (「天板」・「底板」) の色と
模様が抜群にフィットしていい感じです♪♪

アクリル製の扉を取り付け

棚のままではホコリが中にたまりそうなので、扉を付ける予定にしていました

今回は簡単に済ませたいのと赤外線式のリモコンの操作ができるように

アクリル板を使っています

ホームセンターの樹脂素材コーナー
ホームセンターの樹脂素材コーナー

ホームセンターには塩ビやアクリルにPETなど色々なプラスチック素材の板や棒が売ってました

今回はスモークブラウンのt2mm厚のアクリル板を使用しています

丁番を上につけるだけで、よくある収納キャビネットなどの丁番側の反対側によくある「キャッチ」などは使いませんでした 重力にお任せです

メジャーで必要な寸法を測りアクリル板をカットします

アクリル板のカット
アクリル板のカット

アクリル板のカットは
オルファカッターの
『204B(PカッターS型)』というカッターを買いました

定規を当てて数回なぞるように溝を入れていき、最後にパキっと割ります

今回のアクリル板はt2mm厚ですが4mm厚くらいまでなら問題なくカットできそうな雰囲気です

アクリル板用カッター
アクリル板用カッター

続いて丁番の穴と取っ手の穴を開けます

アクリル板の穴あけ
アクリル板の穴あけ

インパクトドライバーに普通の鉄鋼のドリル刃を付けて穴をあけます
ドリルの刃は100均ショップでも色々な種類が売っていますよ!(^^)!

罫書き(ケガキ)がよく見えるようにと、割れないようにマスキングテープを貼り
テープの上に印をつけて、テープごと穴をあけた感じになります

取っ手はホームセンターに取っ手やハンドル類が売っているコーナーで
一つ200円くらいで購入しました

丁番は金物コーナーにありました
多分200円くらいだったと思います

棚板の製作

棚ダボに乗せる棚板はカラー棚板のt9mm厚を選んでます

「棚板」の底面側に半円をあけるイメージなので2枚重ねて、
その間にドリルを差し込む感じで穴をあけます

棚ダボ用 半円穴をつくる
棚ダボ用 半円穴をつくる

扉を取り付け棚板を取り付け、いざオープン!

棚板が斜めについちゃった。。。
棚板が斜めについちゃった。。。

あれれ?

棚ダボの穴をあけた左右の高さがズレてました、、、、トホホ、、、、

(-_-)  動画もあります  (-_-) ←見てやってください

あとでやりなおしました

棚 まっすぐになおしました

まっすぐになりました (;^_^

完成!!

できあがった感じは

AVラック左側面

左からケーブル類を入れてます

AVラック正面 左

一番左にルーター、HDDを入れてます
左から二番目に下の段はセンタースピーカー 
上の段にはブルーレイレコーダーを入れる予定です

AVラック正面 右

右二つは今のところ未定です ゲーム機や小物を入れると思います

AVラック右側面

なかなかいい感じでできあがりました

DIYの感想

  • 木工DIYはホームセンターのカットサービスを利用するべき
  • パイン材はそのままでもきれい
  • パイン材はとても軽くて、加工が簡単
  • パイン材はちょっとしたDIYに最適
  • カラー棚板はヤスリがけ等研磨が不要
  • カラー棚板はニス塗りも不要
  • なのでカラー棚板を使ったDIYはとても楽!
  • アクリル板のカットもアクリル専用カッターを使えば意外と簡単だった
  • アクリル板の穴あけは普通の鉄用ドリルでOK

一日で、できあがると思ってなかったので、完成時はうれしかったです

物を置く場所を床ではなく、壁に棚などを設けるアイデアは結構お気に入りです

TVの上などの空間に棚やスピーカー置き場を取り付けてみようかなと思っている方

ぜひDIYに挑戦してみてくださいね

最後までお読みいただきましてありがとうございました

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