長押 (なげし) を作って100均の鴨居 (かもい) フックで自由に動かせる ウォールハンガーのDIY

DIY

洋服は通常タンスやクローゼットに収納しますが、翌日に着るの予定がある服をかけときたい今から出かけるコートを一旦かけときたいそんな時ちょっとしたハンガー掛けが欲しかったのですが購入も検討したのですが構造もシンプルなので手作りしてみました
今回手作りウォールハンガーを取り付けた反対側の壁にははじめから長押というものがついてましたが対面の壁側にはタンスを置いてしまっているので反対側の壁に洋服を気軽にかける物が欲しいなと思い作ることにしました

取り付けたい長押(なげし)の長さを決める

どれくらい洋服をかけるスペースが欲しいのか、どれくらいのスペースを確保できるのかはそれぞれ皆さんの家の条件によって変わってきます
まずは寸法を決めましょう
私は2m弱の取付けスペースがあったので、ホームセンターで売っていた定尺サイズの1820mmそのまま切らずに使用しました

長押には100均ショップで売っている鴨居(かもい)ハンガーと呼ばれるフックを使用したかったので
それにフィットする木材を探し最終的に厚み15mm×幅75mm×長さ1820mmの木材を使用しました
どんな種類の木材だったのか忘れましたが最終的に色を塗ってしまおうと思っていたので一番安いものを選びました

かもいフック (100均で手に入ります)
かもいフック (100均で手に入ります)

長押に鴨居フックをかけることができるように背の板も必要

厚み15mm×幅75mm×長さ1820mmの木材だけ壁をつけただけでは鴨居フックを取り付けることができません
少し幅の狭い板を長押の裏に取り付けることによって鴨居フックを取り付けることができ、レールのように自由に動かせることができるのです

左:取り付ける木材  中:鴨居フック  右:完成
左:取り付ける木材  中:鴨居フック  右:完成

鴨居フックの爪部分の長さが19mmくらいでしたので、背板は長押の上面より20mm以上凹ませて取り付ける必要があります 長押に選んだ板が幅75mmでしたので背板の幅は55mm以下のものを選びたい
 、、とういうことなので 幅42mmの板が売っていたのでそれをチョイスしました
たかが服をかけるハンガー  結構、適当にやってます

背の板を取り付け

背の板の厚みは9mmにしました幅は前述の通り42mmです
長さは長押の前の板になるものと同じ1820mmです

二つとも定尺のまま使用するのでホームセンター購入してそのまま持ち帰ります
1820mmのままでは長すぎる場合は、家でノコギリなどで切断するかホームセンターのカットサービスを利用すると切断面キレイに切ってくれるのでおすすめです

切った面も当然ですが定尺のままでも切り口はバリ・ささくれがでているので
ヤスリや紙やすりで軽く仕上げましょう

背板にボードアンカーを取りつける下穴を開けます

均等に5カ所ほどΦ6mmくらいの穴を背板にあけます

服をかけるだけなので3カ所でもよかったかな?コートなど重い服も掛けることを想定し支持間隔は多めにしました

背板は最終、前の板からは見えないのですが、下から見上げた時に少しだけ見えます
前板は色を塗る予定なので背板も縁部分だけ色を塗ることにしました

ペンキやニス お好みの塗料を塗ってみましょう
私は濃いめの青っぽい(黒に近い)ニスを購入しました
塗料を塗り終えたらその塗料の仕様に合わせて十分に乾燥させます

下穴加工とニスを塗り終えた背の板
下穴加工とニスを塗り終えた背の板

背の板を壁に押さえつけてアンカーを取り付ける箇所にマーキングします

今回私が長押ハンガーを取り付ける部屋の壁は石膏ボードが貼られた中空壁でしたので「ボードアンカー」を使用します
コンクリートの壁ならコンクリート用のアンカー
木材の壁であれば木ネジやコーススレッドなどを使用します
それぞれ壁の材質にあったものを選ぶ必要があります

コンクリートの壁の場合振動ドリルやハンマードリルが必要ですが
石膏ボードや木の壁であれば電動ドリルがなくても施工できます(もちろん下穴あけはドリルを使った方が簡単になりますが)

ボードアンカーの取付けが終わった
ボードアンカーの取付けが終わった

背板の取り付けが終わったら 前の板を背板に木ネジで取り付けます

木ネジは背板と前板の厚みの合計より少し短めの木ネジを使用します
長すぎると壁に当たってしまいます

完成写真1
完成写真1
完成写真2
完成写真2

鴨居フックを取り付ける

長押(なげし)が完成したら鴨居(かもい)フックを好きな場所に取り付けましょう

鴨居フックを取り付けた
鴨居フックを取り付けた

これなら好きな数だけ好きなところに洋服をかけることができて便利です
お部屋の雰囲気に合わせて大きさや色など工夫してみれば簡単で楽しいDIYとしては超おすすめです

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